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RoboCupとは

2050年にサッカー世界チャンピオンチームに勝つ自律型ロボットチームを作るという目標を掲げたプロジェクトです.人工知能やロボット工学の推進を目指しています.

RoboCupサッカーはロボットの特徴でリーグが分かれています.二足歩行ロボットでサッカーをする人形,車輪で移動するロボットを使用する車輪型などがあります.移動方法だけでなくロボットの大きさによって更にリーグが分かれており,各リーグで試合の特徴や見どころが異なっています.

RoboCupはサッカー以外にも災害現場で活躍するロボット開発を目指すレスキュー,日常生活での活躍を目指したホームなどの部門があります.

SSL (Small Size League:SSL)

SSLは小型車輪部門とも呼ばれ,小さなロボットでサッカーをするリーグです.Rootsはこのリーグに参加しています.

SSLの詳細は別ページで説明しますが,特徴は小さなロボットが全自動で素速い試合展開をする点にあります. ロボットが各チームの指令を正確に実現し,シュートやパス,インターセプトをします.

大会日程など

大会はジャパンオープンと世界大会の2つがあります.ジャパンオープンは日本国内で開催される大会で年1回,GWや3月頃に開催されます.開催都市は公募で決定されるため決まった会場などは無く,毎年変更されます.

世界大会は年1回,どこかの国で開催されます.時期は7月頃で,SSLでは参加にあたって書類選考とビデオ審査が必要となります.このときに提出される書類は開発にあたっての研究成果が含まれているため,参加チームの技術資料として重要なものとなります. この技術資料はTDP(Team Description Paper)と呼ばれています. また,強豪チームはETDPと呼ばれる更に詳細な資料が公開されます.

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