SSLの特徴
ロボット
ロボットは高さ150 mm,180 mmの円筒に収まる必要があります. この中に,ボールを蹴る機構,車輪,ドリブル機構,基板やバッテリーを収めます.
システム構成
ロボットがサッカーをするためには,ロボットの位置,ボールの位置がわからなければなりません. そのために,RoboCup SSLではフィールド上に4台のカメラを取り付け,ロボットとボールの位置を検出します. カメラからの動画を画像処理して位置を検出するシステムが,ビジョンシステムです.
ロボットをフィールド上から見つけてそれぞれを見分けるために,ロボットの頭には5つのマーカーが取り付けられています.
真ん中には「青」と「黄」のマーカーが付いています. これはチームカラーを表しています. その周りには4つの「緑」と「ピンク」のマーカーが付いています. この2色のパターンを使ってロボットのID番号を識別します.
ビジョンシステムはフィールド上のロボットのマーカーとボールを検出して位置情報を各チームに送信しています.
試合は人間の主審の判断で動きます. 各チームへ主審からの指令を与えるためにレフェリーボックスが使用されます.
ビジョンシステムからの位置情報,レフェリーボックスからの指令を受けて,各チームは戦略などを組み立てます. 各チームの戦略のもとロボットの動きを決定した後,無線によってロボットに指令を与えてロボットの動かします.
RoboCup SSLではこのようにしてロボットを自動で動かし,サッカーをします.
詳しいルールを読む
詳細なルールはSSLの公式サイトで配布されています.