エンコーダ基板について
このページでは2017年モデルの設計資料を紹介します
はじめに
モーター回転を信号として出力するエンコーダ基板です。
エンコーダ基板の機能
- モーターの回転を信号(インクリメンタル形)として出力する。
基板発注について
発注用割り付けにエンコーダ基板を4枚割り付けたものが入っています。 基板と基板の間にドリル穴が開いていますので割ってやすり掛けしてください。
エンコーダ基板の使用方法
Roots製モータマウントユニット、モータドライバと組み合わせて使用します。 Roots製モータドライバと4線で接続してください。
ピン配置は下記です。
- 1:5V
- 2:A相信号出力
- 3:GND
- 4:B相信号出力
モータ裏へ磁石を装着するとモータの回転を信号として出力出来るようになります。
エンコーダ基板のLEDが光らない場合は、磁石がきちんと取り付けられていないか、 磁石からの距離が遠いので確認してください。
HighSpeedジャンパーを半田ショートすることでエンコーダICのFastModeが使用可能です。
半田ショートをしない場合はSlow Modeが使用可能です。
注意点
モータ裏の磁石は出来る限り回転中心に装着してください。 回転中心から外れている場合はモータのエンコーダ出力に誤差が生じます。
モータドライバとの接続線は確実に同じ名前のピンに接続できるように作成してください。 電源GNDが逆に接続されると破壊の可能性があります。
定格
電源電圧5V±0.5V
出力
2相インクリメンタル型
作成方法
回路図・部品表は右記リンク先:EncorderBoard
- IC1をはんだ付けします。ピン間が狭いため隣のピンとのショートに十分注意してください。
- LEDと抵抗をはんだ付けします。
- コンデンサをはんだ付けします。
- HighSpeedのジャンパーを半田ショートします。
- 4ピンL字コネクタをはんだ付けします。
- 完成です。